@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00000079, author = {庄司, 俊之 and Shoji, Toshiyuki}, issue = {1}, journal = {筑波技術大学テクノレポート}, month = {Dec}, note = {本稿では筆者自身を題材に,情報保障のスタッフの支援を得て授業を行う講師の体験について考察する。健聴者の講師Aが聴覚障がいを抱えた学生Bにむけて授業をするときに,情報保障のスタッフCを経由して情報伝達するタイプのコミュニケーションを,ここでは「三角形型のコミュニケーション」と呼ぶ。このコミュニケーションにおいて講師Aは,相手のBだけでなく,スタッフCにも適切な理解を2重に求めなければならない。そして,そのためには自分自身Aの理解を普段以上に明晰にする必要がある。このように3方向に注意をむけた発話行為を,講師は授業の前後を通じて組織していく。これは特殊で複雑な過程に見えるが,じつは日常的コミュニケーションにも同様の過程が潜んでおり,誠実なコミュニケーションのための普遍的な条件でもある。しかし,今後大学教育に求められる双方向性という点では,学生Bからの情報発信という点で課題が残ると本稿は結論する。}, pages = {30--34}, title = {三角形型のコミュニケーション~情報保障の支援を得た講義に関する講師自身の考察~}, volume = {26}, year = {2018}, yomi = {ショウジ, トシユキ} }