@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00000539, author = {藤井, 亮輔 and Fujii, Ryosuke and 東條, 正典 and Tojo, Masanori and 長谷川, 尚哉 and Hasegawa, Naoya and 緒方, 昭広 and Ogata, Akihiro and 殿山, 希 and Donoyama, Nozomi}, issue = {1}, journal = {筑波技術大学テクノレポート}, month = {Dec}, note = {【目的】手指圧解析ソフトを手技基礎実習に導入することによる学習効果を検証する。 【方法】あん摩基礎実技の基本手技に位置する母指圧迫法の構成要素を「指頭面圧」「加圧速度」「圧保持時間」及び「減圧速度」に分解し、手指圧解析ソフトとビデオ映像を用いて、熟練者(教員)と未熟練者(初学者)の手技の特徴を比較する。次に、熟練者による「模範施術」の再生合成音を聞きながら行う5分間の模倣練習前後で、各要素のデータと動作の変化を考察する。 【結果】模範施術の母指圧データは加圧速度、減圧速度が緩やかな放物線状の曲線を描き、左右の面圧差が小さくリズムが一定し身体重心移動が大きかった。これに対し初学者の施術は、身体重心の移動がごく小さく、リズムにバラツキがあり動きが硬い特徴を示した。一方、教員による「模範施術」の再生合成音を聞きながら行った模倣練習後の結果では、(1)平均最大面圧値、(2)刺激時間、(3)刺激間隔時間が模範施術に近づく傾向を示し、とくに被験者1では、模倣練習後の重心移動距離が大きく増加し、面圧曲線は教員に似た放物線様の形状となった。 【考察】以上の結果から、模範施術の再生合成音を聞きながら行う学習は、加圧速度、圧保持時間、減圧速度、刺激間隔時間及び重心移動距離に有効な変化を及ぼす可能性が示唆された。 【結論】手指圧解析ソフトを用いた学習は手技基礎実習における母指圧迫法の技術力向上に有用である。}, pages = {34--40}, title = {あん摩基礎実技における効果的な学習指導法の検討 -手指圧および動作解析による検証-}, volume = {18}, year = {2010}, yomi = {フジイ, リョウスケ and トウジョウ, マサノリ and ハセガワ, ナオヤ and オガタ, アキヒロ and ドノヤマ, ノゾミ} }