@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00000148, author = {脇中, 起余子 and Wakinaka, Kiyoko}, issue = {1}, journal = {筑波技術大学テクノレポート}, month = {Dec}, note = {筑波技術大学における1年次必修科目「日本語表現法A」と「日本語表現法B」の中で,聴覚障害学生の日本語に関する困難点を,「語彙ネットワークの緊密化」に焦点をあててまとめた。降水確率の数値は雨の強弱を表すと解釈した学生が2割前後見られた。台風の予報円において「円の大きさは台風の強さを表す」と解釈した学生が少なくとも3割見られた。「菱形は台形と言えるか」「正方形は長方形と言えるか」などについて,定義が示されると正答率が高まったが,これらの文章問題に完全正答することとベン図が描けることは別物であった。「障害者が使える設備」や「火気厳禁」のピクトグラムについて,絵の具体的特性にとらわれ,対象者や行為の範囲を広げたり抽象度を高めたりすることが難しい例が相当数見られた。これらは,従来から指摘されている聴覚障害者の抽象的思考の困難さと関連すると思われた。}, pages = {12--17}, title = {聴覚障害学生の日本語に関する困難点の分析(2)~語彙ネットワークの緊密化に関して~}, volume = {25}, year = {2017}, yomi = {ワキナカ, キヨコ} }