@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00001265, author = {殿山, 希 and Donoyama, Nozomi and ジュアンド, 康子 and Jouandeau, Yasuko and 成島, 朋美 and Narushima, Tomomi}, issue = {2}, journal = {日本温泉気候物理医学会雑誌}, month = {}, note = {2012年3月19~28日、フランスに滞在して現地でスパセラピーを視察する機会を得た。 SPAセラピーとは、「水による健康法」の意味で、温泉水を用いる温泉療法le thermalisme、海水を用いる海洋療法la thalassotherapie、水を用いる水治療法 la balneotherapieを指し、フランス自然療法のひとつである。 フランスには、89ヵ所の温泉地がある。18日間(日曜を除く3週間)の温泉地滞在での温泉水を用いた治療である温泉療法に国の健康保険が適応となる。一方、海洋療法は、現在はリラクセーションとして扱われている。 温泉療法と海洋療法では、ジェットパス入浴、シャワーマッサージ(シャワー圧注)、マッサージ、プールでの運動法、泥療法(泥パックとラッピング)など同様の施術を行うが、使用している水(温泉水・海水)、目的(病気の治療・ウェルビーイング)、対象(患者・一般健康者)、施術を行う者(医療マッサージの免許を持つ人・エステティシャンや水治療法士)が異なる。また、温泉療法センターにおいても、治療部門とリラクセーションスパでは、同様の違いがあった。 フランスでは、マッサージとは医療マッサージを指し、masseur-kinesitherapeuteの国家資格を持つ人が行い、国の健康保険の適応となる。病院や温泉療法センターで働き、また、開業権も持つ。 一方、ウェルビーイングを目的とした施術は法的規制を受けず、医療的目的で行われるmassageとは区別されており、エステティシャンの資格を持つ人が主に行っていた。}, pages = {137--145}, title = {フランスのスパセラピーとマッサージ}, volume = {76}, year = {2013}, yomi = {ドノヤマ, ノゾミ and ジュアンド, ヤスコ and ナルシマ, トモミ} }