@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00001184, author = {長谷川, 洋 and 矢沢, 国光 and 田上, 隆司}, journal = {筑波技術短期大学テクノレポート}, month = {May}, note = {現在聴覚障害者の間で広く使われている手話は,日本手話言語(いわゆる伝統的手話,JSL)と中間型手話である。日本手話言語は日本語と異なる統語法を持ち,中間型手話は日本語と対応した部分とそうでない部分をもつ。一方聴覚障害者の教育で使われる手話については,アメリカではさまざまな手話が開発されている。日本でも栃木ろう学校で開発された同時法的手話がある。しかしこの手話は,聴覚障害児の日本語の能力を向上させることを目的として開発されており,日本語と厳密に対応させた日本語対応手話となっている。高等教育機関では,聴覚障害者は日本語の習得は完了しており,日本語の習得よりもコミュニケーション手段として効率のよい手話が求められる。日本語の基盤はできており,残存聴力や読話の能力なども生かすことを考えると音声と併用できる手話が望ましいが,日本語との対応はさほど厳密でなくてもよい。中間的手話を発展させてさらに忠実に日本語が表現できる手話の開発に取り組んだ。こうした手話は同じく日本語の基盤をもつ中途失聴・難聴者の求める手話とも一致する。現在総括的な手話システムの構築を目指して研究を進めている。}, pages = {11--13}, title = {中間型手話より日本語に忠実な手話システムの開発}, volume = {1}, year = {1994}, yomi = {ハセガワ, ヒロシ and ヤザワ, クニテル} }