@article{oai:tsukuba-tech.repo.nii.ac.jp:00001011, author = {根本, 匡文 and 石原, 保志}, journal = {筑波技術短期大学テクノレポート}, month = {Mar}, note = {本学聴覚部の学生を対象として「生き方」に関する認識の状況を調べ、その結果に基づいて言語・コミュニケーションの課題を考察した。「生き方」に関して (1)健聴者に追随する (2)聴覚障害者としての独自性を強く主張する (3)健聴者、聴覚障害者双方の立場を取り入れようとする という三つの考え方のいずれに共感するかを調べたところ、(3)がよいとする者が全体の8割を占めた。学生のこのような状況は極めて妥当なものであり、聴覚障害者は二つの異なる集団を意識して生きていくことが最も現実的なことと考える。わが国の社会でそのことを可能にし、生活を充実させるためには、教育の過程で日本語と手話という二つの言語を身に付けさせ、聴覚口話、読み書き、手指という複数のコミュニケーション手段を持たせることが必要である。健聴の両親のもとに生まれる聴覚障害児の場合には、聴覚口話法をベースにして日本語を習得させ、その上で手話を扱っていくという方向性が望ましいであろう。}, pages = {5--8}, title = {聴覚障害学生の「生き方」に関する認識の状況と言語・コミュニケーションの課題}, volume = {5}, year = {1998}, yomi = {ネモト, マサフミ and イシハラ, ヤスシ} }